生態に関するご質問

元来ネズミは夜行性ですが、人間に依存し屋内に生息しているネズミは、昼間でも活動することが知られています。

人間が活動しない時間帯に動き出すネズミを捕獲するには、外出前/就寝前に駆除用品を設置する必要があります。
場所と用途にあった駆除用品をお選びください。

秋口以降、朝晩が冷え込む時期になると、より暖かい場所を求めて建物に侵入する傾向があります。

ネズミは警戒心が強く、工事の騒音や解体で住処を奪われると、近くの民家などに侵入する場合があります。

イタチやコウモリ、ハクビシンなどである可能性もあり、音だけでネズミであると断定することはできませんが、その疑いは考えられます。
床下や屋根の隙間から、あるいは、壁の中であれば断熱材を食い破って侵入しているケースもあります。
忌避剤類などを使い、追い出しを試みてください。天井裏など危険な場所であれば、専門業者さんへご相談されることをお勧めします。

天井裏、床下、押入、壁の中など人の目に付かない安全な場所を探して営巣します。ドブネズミは、床下などの低い場所を好むようです。

ネズミは、外敵から身を守るために安全な場所を探します。室内に餌が無くとも外で餌場を探すので、空き家は絶好の住処となります。 長期不在の場合などは、あらかじめ外部からの侵入口を発見し塞いでおく必要があります。その後、固形忌避剤や粘着シートを設置してください。

ネズミは、安心できる環境の営巣場と、餌が豊富な採餌場を分けて生活することができます。食べものをきちんと管理していてもネズミが出没する場合は、営巣目的で侵入しているものと考えられます。

ネズミには、一生伸び続ける門歯があり、硬いものをかじって長さを整える習性があります。建物に使われている木材、あるいは、金属であってもアルミ材などは簡単にかじりとってしまいます。また、屋根裏の電線や配線をかじられると火災の原因にもなり、非常に危険です。

ネズミは、生後3ヶ月で最初の出産をし、以降、6~10匹の子供を年間6~7回の出産ごとに産みます。その子供たちも同じサイクルで子孫を残します。ネズミ算といわれる所以の繁殖力です。

気候にも左右されますが、寒い時期では約1日、暖かい時期でも4~5日しか生きられません。

ネズミの種類にもよりますが、クマネズミは半径約30m、ドブネズミはそれより広範囲だと言われています。