生態・習慣に関するご質問
ネズミは一般的に夜行性です。しかし屋内に生息するネズミは、人に依存して生活しているので、人が不在の昼間でも活動します。
《対策》
ネズミは人が活動しない時間帯に動くため、夜なら寝る前、昼なら留守にする前にねずみの対策商品を設置してください。場所や、商品特長を理解して使用する商品を選びましょう。
寒くなると、暖かい場所を求めて室内に侵入する傾向があります。
ネズミは警戒心が強く、工事の騒音や解体で住処を奪われると、近くの民家に侵入する場合があります。
《対策》
外からの進入口を探して塞いでください。ネズミが侵入した場合、通り道に粘着シート、粘着シートが設置できない場所には忌避剤、巣があれば殺鼠剤をお勧めします。
ネズミは、餌を探したり巣を作れる安全な場所を探して様々な場所に侵入します。
《対策》
屋根裏の場合、忌避スプレーを就寝前に噴霧しネズミの嫌がる環境をつくります。嫌がったネズミが屋外へ逃げ出る環境をつくりましょう。まれにネズミが屋内に入ってくる場合があります。その場合は、粘着シートで捕獲してください。
家の構造にもよりますが、壁の内側が断熱材の場合、床下、天井、戸袋など侵入しやすい場所があります。
《対策》
忌避スプレーで追い出すのが効果的です。屋内に逃げた場合は粘着シートで捕獲してください。
天井裏、押入、壁の中など人の目に付かない安全な場所を探します。ドブネズミは戸棚などの低い所が多いようです。
ネズミは、人などの外敵から身を守れる安全な場所を探します。
餌が無くても餌場を外で探すため、空き家はネズミにとっては、絶好の住処となります。
《対策》
あらかじめ長期留守にする場合、外からの進入口を探して塞ぐ必要があります。その時に固形忌避剤(長期型)を多めに仕掛けておくのがいいでしょう。数日留守にする場合、粘着シートも仕掛けて置きましょう。ただ、捕獲した後の処理が必要なので、回収は早めにしてください。
ネズミは、営巣場所と採餌場所を分けて生活する事が出来ます。
巣を作るために侵入する場合もあります。
ネズミは一生伸び続ける門歯があります。硬いものを使って長さを調節する習性があるため、ほとんどの建材はかじります。金属でもアルミ程度はかじります。
《対策》
かじられた場所(被害箇所)付近に粘着シートを仕掛けましょう。隅を中心に複数枚を設置することがポイントです。
ネズミの繁殖力は強く、生後3ヶ月から出産し年に6〜7回分娩し、1回に6〜10匹子を産みます。
ネズミの死体からイエダニが発生する場合があります。ネズミを駆除した後は、速やかに処分してください。
温度によって違いますが、寒いと1日、暖かいと4〜5日で餓死します。
《対策》
死んだネズミを放って置くと腐敗し、異臭、ダニなどが発生します。駆除後は速やかに処分してください。
種類によりますが、クマネズミで約30m、ドブネズミはそれ以上といわれています。